波乱要因 destabilizing factor 2003 8 29

 株式市場の波乱要因は、長期金利です。
日本の長期金利も要注意ですが、アメリカの長期金利は、最も注意を要します。
 長期金利の動向は、警戒を要します。
日本とアメリカにおいて、長期金利の上昇と債券の下落は、大きな副作用がでます。
 誰も予測していませんが、これは、波乱要因どころか、
市場の破壊要因になる可能性があります。
 たとえば、長期金利がさらに1%上昇した場合の副作用を、誰も計算していませんね。
最悪の場合の、長期金利の急上昇のシナリオも考えておく必要があります。
このことは、決して忘れず、よく覚えていてください。
何はともあれ、長期金利がコントロールできなければ、日本もアメリカも終わります。

 自民党の総裁選が話題になっていますが、
これは、コップのなかの嵐ですから、
いくら嵐が大きくなっても、コップのなかです。